去年、実家の押し入れを整理していると、古いカメラが出てきました。「コニカC35フラッシュマチック」という昭和感満載なカメラです。古いカメラなので当然フィルムカメラで、ピントは手動合わせです。
ネットで調べると発売は1971年(昭和46年)8月で当時の価格で23,500円だったそうです。ですので、今から54年前、高度経済成長期の初めに発売されたことになります。また、価格も今の貨幣価値に換算すると75,000円くらいになると思います。(高い!)
※大卒の初任給が4万~8万円の時代
今ではスマホとかデジタルカメラが主流ですので、フィルムカメラの需要は無くなったと思っていましたが、若い世代でフィルムカメラブームが再燃中だそうです。
ちょっとびっくりです。
フイルムの価格も高いし、現像代もかかる。第一に撮った時に確認できないので現像してみないと分からない。しかも枚数にも限りがあります。
どうやら、そんな不便なところと、フィルムカメラ独特の味わいが魅力なんだそうです。
古いものにも、新しいものに無い魅力があるということです。物でも人でも大切にしないといけませんね。
せっかくなので、このカメラにフイルムを入れて使ってみようと思います。
でも誰か、75,000円で買ってくれないかな~。
投稿者:Aoi